【奎宿】
≪大意≫
---【奎】は文章の神様の意味。---

≪解説≫
正義感が強く、気位・プライドも高く少々潔癖症なところがあるので近寄りがたい雰囲気があります。
細面で痩せ形の美男美女が多く名家・旧家少なくとも中流以上の家庭に生まれた人を多く見かけます。
他人には親切でプライドが高いといっても相手を見下すタイプではないため周囲からは好かれるでしょう。
自分では結構苦労しているつもりですが、本当の意味での世の荒波を乗り越えた経験を持ちません。
見かけは淡白で、世間知らずのお坊ちゃんお譲ちゃんタイプですが内心は強情な一面を持ち意地っ張りです。
一事に惚れ込むと熱狂的になり人の意見に耳も傾けず、未知の世界に踏み込む好奇心と感応の人です。
物質的なものより名誉・正義・理想を求めて成功する星で、お金より好奇心を優先させる品の良さを持ちます。
プライドが高いため商業には向きませんが代々続いた父祖伝来の仕事であれば別です。
女性は、潔癖な性格で理想が高く婚期を失いがちですが手ごろな相手がいたら結婚するのが幸運をつかむ早道です。
独身時代はパットしないのに異性を知ることによって幸運の扉が開かれる、玉の輿に乗る運勢を持ち夫にもよく仕えます。
男性は意地を張りすぎると失敗する、プライドが高いだけに一度落ち込むとなかなか立ち直れません。

≪原典≫
法合有祖父産業 及有經営得錢財 物合用盡後更得之 事無終始為性好布施 亦細澁業 合遊蕩足法用 慕善人作貴勝律儀之事 無終始賞男女 愛教学典教