【雷地豫】 『らいちよ』楽しく嬉しい準備の時です。 ≪運勢予報≫ 晴れ。 ≪卦辞≫ 『予、利建侯行師』 「よはこうをたてしをやるによろし」 ≪運勢≫ 『予』は喜び楽しむこと、『師』は戦争のこと。 雷地予の時、諸侯を動かして戦争を行っても良い。 雷地予の時は、春が訪れた時のように喜びあふれる時です、しかし、怠惰や慢心から脱線しやすい時でもあり油断大敵です。 ◆入学◆ パスします、但し試験場でのケアレスミスは禁物です、取りこぼしのないように心がけましょう。 ◆紛失物◆ 外出時に落としたものが多く手に戻りにくいです。 ◆運勢傾向◆ 閉ざされていた運が開かれ心身ともに活気が漲って新しい目標にむかう活力が出て来ます、一身上の変化も起きます。 ◆願望◆ 新しいことは発展しますが、これまで盛んだったことは後退します、事を急いで失敗する傾向にあります、焦りは禁物です。 ◆交渉◆ 競争相手が多いので、受け身ではだめです、積極的に対話や提案をおこなうことで、道が開けます。 ◆事業◆ 宣伝・公告を積極的にして、大いに発展策を講じてよいときです。 ◆住居◆ 表面はよくても内側は冴えません、好機があれば移転も良いでしょう。 ◆愛情◆ 楽しい関係ですが精神的な内容に乏しく多角関係で、何かとトラブルが起きやすいでしょう。 ◆結婚◆ 縁談がまとまって喜びいっぱいの時ですが、家庭的な落ち着きの薄い結婚です、財産を失う恐れもあります。 ◆旅行◆ 楽しい旅行ですが遊びすぎに注意しましょう。 ◆相場◆ 騰気に転じて大いに変動するときですが、手放しの楽観は禁物です、意外な材料から、元に戻ります。 ◆健康◆ 消化器系の腫瘍、胃癌、食道癌、内出血など、急変しやすいが回復も早いでしょう、長い病気は一進一退して危険です。 ◆出産◆ 懐妊の兆候はありますが、摂生が悪くて思わしい結果になりません。 ◆人物◆ 現在は目立ちませんが、後に世に知られる人物になります、順序を踏んで努力すれば成功します。 ≪初爻の爻辞と対処法≫ 『鳴予、凶』「めいよきょう」 喜びを外に鳴り響かせるようでは凶。 実力がないのに慢心したり、遊び呆けるようではいけません、他人を当てにしないこと。 ≪二爻の爻辞と対処法≫ 『介于石、不終日、貞吉』「いしにかいす、ひをおえずていきち」 石にかじりついてでも一日中頑張る、貞正にして吉。 誘惑に負けずにひたすら努力する時です。 ≪三爻の爻辞と対処法≫ 『〓予、悔遲有悔』「のぞみをよす、くいることおそければくいあり」 『〓』は上を見上げること。 上ばかり見てへつらい喜ぶ、早く気づかないと後悔することになる。 高望みばかりしていてはいけません、身の程を知り、分相応を心がけましょう。 ≪四爻の爻辞対処法≫ 『由予、大有得、勿疑、朋盍簪』「よりてよす、おおいにうるあり、うたがうなかれともあいあつまる」 寄り集まって喜ぶ、大いに得ることがある、疑わなくとも良い、同志があつまってくる。 あなたを中心にして和気あいあいと喜び集まる時です、信頼が厚くいい協力者が得られるでしょう。 ≪五爻の爻辞と対処法≫ 『貞疾恒不死』「ていしつつねにしせず」 『貞疾』は持病のこと。 持病のある人は、どれだけ体を労わるのでかえって長生きする。 一病息災、うまく行かないことがかえってプラスに働く時です。 ≪上爻の爻辞と対処法≫ 『冥予、成有渝、无咎』「めいよなれどもかわりあり、とがなし」 『冥予』は快楽に溺れること、『渝』は変わること。 快楽に溺れて冥土行きになりそうだ、心を入れ替えれば問題はない。 手遅れにならないように一刻も早く目を覚ますことです。 |