【無料】占い・開運・相性・ゲーム〜夢公方易の解説(【沢天夬】)
【沢天夬】
『たくてんかい』堤防が決壊するような時です。
≪運勢予報≫
大雨。
≪卦辞≫
『夬、揚于王庭、孚号有氏A告自邑、不利即戒、利有攸往』「かいはおうていにあげまことにしてよばうあやうきあり、
つぐるにゆうよりす、じゅうにつくによろしからず、ゆくところあるによろし」\n\n" + ≪運勢≫
『号』は泣き叫ぶこと、『夬』は決断、決壊の意味、『王庭』は朝廷、『邑』は村、『戎』は兵、戦争のこと。
沢天夬の時、直接、朝廷で不満を訴え、誠を尽くして呼びかけても危うい、まず、各村から決行の声を上げる、
武力を用いるのは良くない。進んで良い。
この卦の形を見ると、今にも上爻の陰が勢いづいた陽の集団に叩き落とされそうです。
つまり、沢天夬の時は、万事が勢い余って決壊寸前の状態で、不慮の災難に巻き込まれやすい時です。
性急な行動は控えて、一歩も二歩も退いて事に当たることです、また出先での事故などにも充分気をつけるべきです。
旅行を計画している人は見合わせるのが無難です。
会社の中では、ワンマンな上司を排除するような気運の高まってきている時です、しかし、あなたが上司であれば、
逆に首を切られる可能性もあるということです。
◆入学◆
希望校に入学できるときです、あなたのファイトとスタミナで押し切った下さい。
◆紛失物◆
たいていは、こわれている場合が多いときです。
◆運勢傾向◆
勢いに乗って猛進すると失敗やします、性急な態度は対人関係を悪くし運気衰退を招きます。
一身上に変動の起きる時でもあります、不慮の災害に注意して下さい。
◆願望◆
一気に達成を望むと失敗します、一時断念して運気が落ち着くまで待つことが賢明です。
◆交渉◆
気負いたって論争し交渉決裂の恐れがあります。
◆事業◆
決断が迫られています、思いきった手を打つべき時です、また、防衛策が大切な時でもあります。
◆住居◆
一部に欠陥があります、点検・修理の必要があります、また、環境が悪ければ移転すべきときです。
◆愛情◆
あと一息の段階ですが急ぐと破綻を招きます。
いちかばちかのときは落ち着きが大切、言い争いは慎むことです、
意見の衝突やうっ積した不満が爆発して離別する恐れがあります。
◆結婚◆
強引に話をまとめるとか周囲の事情で決められる縁談です。
不穏な運のつきまとう縁で、できれば断ったほうが無難です。
◆旅行◆
思い止まったほうが無難です、やむを得ない場合は旅先での障害に注意しましょう。
◆相場◆
意外な急進場面のあるときですが、天井打ちから急落場面に変化しやすいので逃げ時が大切です。
◆健康◆
頭部のケガ、狂乱・錯乱、頭痛、肺病、口中の病、嘔吐、血行不順、便秘、浮腫など。
重症者は凶、病勢が進んで急変する恐れがあります。
◆出産◆
初期は過労や運動などに注意。
◆人物◆
独断で何事も行きすぎのある人物です。
無理を承知で独断専行し反発批判を受けがちです。
竜頭蛇尾で始め勢いよく終わりが悪い傾向があります。
争い事を起こしやすく、しばしば、言葉から対人関係の断絶を招きます。
≪初爻の爻辞と対処法≫
『壯于前趾、往不勝為咎』「あしをすすむるにそうなり、ゆけばかたずとがとなす」
前進する意気は盛んだが、進んでも勝ち目はなく災いをなす。
力不足の時、勝算がないので、万事控えることです。
≪二爻の爻辞と対処法≫
『タ号、莫夜有戎、勿恤』「おそれてよばふ、ぼやにつわものありうれうるなかれ」
『号』は泣き叫ぶこと、『戎』は敵兵のこと。
恐れて泣き叫ぶ、夕闇に敵の襲来に遭うが心配しなくても良い。
闇討ちに備えてガードを固める時です。
≪三爻の爻辞と対処法≫
『壯于〓、有凶、君子夬夬、独行遇雨、若濡有慍、无咎』「つらほねにそうなり、きょうあり、くんしくかいをさだむ
ひとりゆきてあめにあう、うるうがごとくいかるるあり、とがなし」
『〓』は面骨のこと、『夬』は決断、決行のこと。
面骨にまで血気が現れている、凶である、君子は行う時にはあくまで決行する。
一人で飛び出して雨に遭い、雨で濡れるように濡れ衣を着せられ疑われ、
怒られるようなことがあるかもしれないが問題はない。
裏工作に徹する時です、計画は胸に秘め、素知らぬ顔をして決行することです。
≪四爻の爻辞対処法≫
『臀无膚、其行次且、牽羊悔亡、聞言不信』「いさらいにはだえなし、そのゆくじしょたり、
ひつじにひかれてくいほろぶ、ことをききてしんぜず」
『臀』は尻、『次且』はうろうろと進みかねること。
尻の肉がないのでうろうろとすすみかねる、羊に引かれていくように人に従っていけば悔いはなくなる、
人のいうことをまともに信じようとしない。
優柔不断で不安定な立場の時です、人の忠告を素直にききいれるべきです。
≪五爻の爻辞と対処法≫
『莫陸夬夬、中行无咎』「けんりくかいかい、ちゅうこうとがなし」
『莫陸』は山ごぼう、『夬』は決断、決行のこと。
『夬夬』は除き去ることを強めたもの、『中行』は正しい道。
山ごぼうを跡形もなくなく抜き去るように、小人を徹底して除き去る、中道を守れば問題ない。
責任をとる時が来ました、用心を心がけ、思いきって決行するべきです。
≪上爻の爻辞と対処法≫
『无号、終有凶』「よばうなし、ついにきょうあり」
『号』は泣き叫ぶこと。
泣き叫んで救いを求めても無駄で、結局は凶。
独裁者の最後とでもいうべき決壊の時です、突然の解雇の憂き目に遭うかもしれません。