【無料】占い・開運・相性・ゲーム～夢公方(【易】のページ)解説(【乾為天】)

【乾為天】
『けんいてん』前向きに一生懸命頑張る時です。
≪運勢予報≫
晴れ。
≪卦辞≫
『乾、元亨利貞』「けんはおおいにとおる、ていによろし」
≪運勢≫
『乾為天』は、天と天が二つ重なった全陽の卦です。
天高く宇宙の元気に満ちあふれてており、活気と勢いがあります。
万事につけ前向きに高い目標を持って臨みしましょう。
この卦が出たら、仕事などで多忙な時です、ただし、いくらやる気満々といっても、
勢いのままあまりに昇りすぎたり、やりすぎないよう注意が必要です。
驕らず、気持ちを引き締めて事を進めましょう。
各爻は龍の一生の物語として解説してあります。
◆入学◆
最高の学校を望んでもよいときです。
◆紛失物◆
出にくいときです。
◆運勢傾向◆
運気の分かれ目で、衰から盛へ、盛から衰への変化が見られます。
才能や力量がある人は、機会をつかんで飛躍します。
職業は拡大のときです、責任のある仕事で忙しくなります。
猛進し過ぎて、進退問題に窮して苦しむかもしれませんので、気をつけましょう。
◆願望◆
高望みをし過ぎて空転するおそれがあります、多くを望むと失望することになります。
◆交渉◆
あなたも相手も強気のためまとまりません、日を改め交渉にあたったほうがいいでしょう。
◆事業◆
能力、力量にあったものは結構なことですが、必要以上の拡大強化は、荷が重くなります。
◆住居◆
高望みをした新築・改築は見合わせたほうがよいでしょう、移転も先に延ばしたほうがよろしいでしょう。
◆愛情◆
正攻法すぎて面白みに欠けます、まとまるものも、まとまり難く、お互いが自我を主張し過ぎるきらいがあります。
◆結婚◆
お互い気位が高くてゆずり合う気持ちが無いため、まとめるのに、大変苦労します。
理想を追い求め過ぎるのため意志が通わず、話し合いも決裂するおそれがあります。
◆旅行◆
公的な旅行、出張、やむを得ない旅行は大丈夫ですが、観光には注意を要します。
◆相場◆
低落し続けていたものは底をつき、強含みのものは天井圏内に行きます、あせりは禁物です。
◆健康◆
頭痛、頭重、脳出血、頭部のケガ、胸部疾患、骨の疼痛、高熱の出る症状などに注意が必要です。
治療を怠ると、容態が急変することもありので早期発見、早期治療を心がけましょう。
◆出産◆
安心したり油断したりしてはなりませんが十分な注意と摂生があれば問題はありません。
◆人物◆
剛健で積極的・行動的な性格で他人に模範と仰がれる人物です。
自尊心が強く、独立独行して大事業をやる人です。
この傾向が強すぎると、高慢で自尊心が強く、人を見下しがちな人ととなります。
高望みをすると、能力以上のことを要求され、応えられず挫折失敗する危険あります。
≪初爻の爻辞と対処法≫
『潜龍勿用』「せんりゅうもちうるなかれ」
『潜龍』とは田んぼの中に潜んだ龍のことです。
潜龍の時は、自分の力をひけらかしてはなりません。
会社でいえば新入社員です、自分で思っているほどの実力がありません。
周囲の人も力を認めてくれていません。
じっと我慢して力を蓄えましょう。
≪二爻の爻辞と対処法≫
『見龍在田、利見大人』「けんりゅうでんにあり、たいじんをみるによろし」
『見龍』とは田んぼの上に上がってきた龍のことです。
潜龍の時は、有識者に相談すべき時です。
存在がようやく認められ、主任に配属されたような時です。
頭角を現し始めたといっても、未だ経験不足の時です。
上司や見識ある人の指導を謙虚に受けましょう。
≪三爻の爻辞と対処法≫
『君子終日乾乾、夕惕若、厲无咎』「くんししゅうじつけんけん、ゆうべまでてきじゃくたれば、
あやうけれどもとがなし」
『惕若』とは畏れ慎むことです。
一日中仕事に励み、夕べになるまで慎重に頑張れば、危うい地位ですが問題はでしょう。
今は本業に専念して頑張るべき時です、粘りと気配りが大切です。
≪四爻の爻辞対処法≫
『或躍在淵、无咎』「あるいはおどりてふちにあり、とがなし」
龍が池の淵から天に飛び立とうとしている時です、問題は有りません。
この卦が出は、社長の側近の部長の姿です。
実力が備わっていても、社長から睨まれて地方へ飛ばされてはおしまいです。
焦らず、分限を守って慎重に行動しましょう、目標までもう一歩です。
≪五爻の爻辞と対処法≫
『飛龍在天、利見大人』「ひりゅうてんにあり、たいじんをみるによろし」
龍が天高く昇った時です、有識者に相談することです。
堂々たる社長の姿です、時と所を得てまさに絶好調の時です。
ただし、優秀な部下の意見をよく聞いて進むような度量の広さも必要です。
≪上爻の爻辞と対処法≫
『亢龍有悔』「こうりゅうくいあり」
『亢龍』とは昇りすぎた龍のことです、昇りすぎた龍は後悔することになります。
進むを知って退くを知らず、強気でやりすぎ、周囲から浮いてしまった姿が「亢龍」です。
これ以上進めば心臓が止まって昇天してしまうか、燃料切れで墜落してしまうでしょう。
考え方、進み方に問題点があります、よく反省し、改めましょう。